2014年12月31日水曜日

生身のコミュニケーションの時間


先日、野毛のおでん屋さんに行きました。
カウンター9席の小さい昭和な雰囲気のお店。
あったかいおでんの湯気と、見知らぬ人たちがとけあうほっこりした空間。
話したい人ははなし、聞きたいだけの人は相づちをうつだけ。
でもみんな楽しそう。

セイベツやネンレイやコクセキやカタガキやショクギョウなどが関係ない世界。
シンプルに一人の人として存在して、楽しむ時間。
そんな時間が居心地よくて、みんな常連さんになっちゃうんじゃないかなと。
でもそれって自分が作っている枠でもあるような気がします。
例えば、年齢とか、結婚しているとかしていないとか。
本当にどうでもいい情報。
それよりももっと大切なのは、自分が何者かと自分が知っているということ。
自分がつけたラベルを一枚、また一枚と剥がすと新しくおもしろい世界がみえてくるのでは。
相手の本質と向き合う、ということにもつながってくる話です。

兎にも角にも、このインターネットが発達したご時世、やはり生身のコミュニケーションの場はものすごく大切だと思うのです。
非言語の部分から伝わるたくさんの情報。
足を使って、時間を使って、会いにいくべき人はたくさんいます。





2014年12月20日土曜日

自分のからだと向き合う時間


先日、ユースワーク藤沢で年内最後の講座を行ってきました。
居場所コーナーでは女の子がもくもくとフェルトでひつじを作っていました。
私も一緒にやりたい・・・と思いながら、会場の和室へ。
ゆるヨガの講座です。
この日は自分で自分の身体に触れていくことからスタート。
きっと日常、こんなふうに自分に触れることはないでしょう。
だからこそ、ここでの時間を自分のからだと真摯に向き合う時間として使ってもらいたいなと思っています。
ポーズができた・できないよりも大切なのは、その日その時自分の身体が何て言っていたかききとれるかということ。
そんな時間の大切さを感じてもらいつつ、日常でもそんな時間を持ってもらえたら嬉しいです。


2014年12月17日水曜日

本質をみる力


先日の日曜日、場面緘黙のシンポジウムに行ってきました。
場面緘黙とは家では話せるけれど、学校などでは話せなくなってしまう症状のことです。
場面緘黙はその症状の他に、緘動といって固まって動けなくなってしまう症状(筆談もできない、首も振れない状態)も合わさることがあります。
不安から生じる症状と言われていて、詳細の原因は不明。
場面緘黙の経験者として登壇されていた大橋さんの言葉ひとつひとつに重みがありました。当事者ではないと分からないこと、感じることができないことがたくさんありますしね。
そんなわけで些細な情報の間違ったやり取りでも簡単に混乱し、言葉を失うことができる私は、きちんと自分が感じていることをフィードバックすることもやっていかねばと思う次第です。(例えばYesみたいなNoとか、意見みたいな文句とか、本当に何が聞きたいのか本人も分かっていない質問とか、それで会話は成り立ちません。ただの混乱の元です。)
いつでもなんでも「本に書いてあったから」とか「○○さんが言ってたから」では自分のチカラを磨くことはできません。目の前の情報のカタマリ(人)と向き合うことによって、その人が今何を感じているのか、何を言っているのか、その言葉(時として非言語)はどこから発せられているのかをみることによって相手の本質と向き合い、そして自分の本質をみる力を磨くことができるのだと思います。


次回のシンポジウムは来年8月だそうです。
こちらは今回のチラシ↓
http://kanmoku.org/symposium20141214.pdf

主催のかんもくネットさん
http://kanmoku.org/







2014年12月16日火曜日

新講座:コミュニケーション講座スタート


ユースワーク藤沢にて、「コミュニケーション」講座がスタートしました。
今回の講座の出席者は、コミュニケーションでどんなことに困っているのか。
一番多かったのは「会話が続かない」ということ。

会話をしたいと思っているのか。
会話をしなければならないと思っているのか。

みるべきことはたくさんありそうです。
次回は来年。
時間はたっぷりあるので、ブラッシュアップしてネタを仕込んでいきたいと思います。


2014年12月7日日曜日

ATACカンファレンス、発表終了!


今日は、ATACカンファレンス@京都で「思考のスピードが速い、共感能力が高い人」の生きづらさのお話をさせて頂きました。
スピードが速い+共感能力が高い(こころの境界線がわからない)とどうなってしまうのか。
彼らの生きづらさはどうしたら解決にすすむのか。
周りの人はどう接したらいいか。
実体験を通して、私がこれまでの経験から学んだことをシェアさせて頂きました。

このようなテーマでお話しすることは初めてでしたし、定員80名のこの部屋にどれだけの人が来てくれるかちょっと心配でした。
朝一番だし、「Highly Sensitive Person」「High Speed Person」という耳慣れないテーマだし、20〜30名くらい来てくれたら、もうばんばんざいだと思っていました。
結局最終的には60名くらいの人が足を運んでくれたと思います。

それだけの方がこのテーマに興味を持ってくれたこと。
自分がナニモノか、もやもやしていたものが解消された方がいたこと。
自分がやっていたことは間違ってなかったと確信してくれた方がいらっしゃったこと。
この話を他の方にも聞いてもらいたいと思ってくれた方がいらっしゃったこと。
などなど、私にとってもたくさんの収穫がありました。
そして皆さんのフィードバックに勇気をもらいました。
私は私にだけできることをコツコツとやっていこうと思います。

カンファレンスでは為末大さんの「教育や福祉に必要な諦める力」や東大先端研の中邑教授と井上さんとの対談を聞かせて頂きました。
私はこの3日目だけの参加だったのですが、また参加することがあったら3日間来たいなと思うくらいの充実の内容でした。みなさんが経験から学んだことは、私自身の価値観にもとてもフィットしたものを感じました。

今日は、広く「教育」に携わる方々と多く出会えた貴重な場でした。
これをまた次につなげていきます。


2014年12月3日水曜日

混乱した情報を整理するための方法




さて、先日もユースワーク藤沢で、講座を行ってきました。
2週間ぶりに訪れたユースワークは、一番奥の部屋が「居場所」に変身していました。
ここはユースワークに登録している人がいつでも利用できる場所。
レイアウトも変わり、クリスマス仕様に。

利用者さんといっしょに飾り付けもつくったそう。
 みんなのセンスや才能が生かされています。

さて今回は「こころの力を高めよう」講座。
・どうしたらこころが強くなるか
・自分自身をもっと知る方法
・こころを落ち着かせるためにはどうしたらいいか
・こころを回復させるためにはどうしたらいいか
など、今回の出席者の「知りたいこと」をベースに話を展開します。
逆にみんなが「知りたい」とか「疑問に思う」という気持ちがないと、私は話をすすめることができません。
これは講座に限らず、日常会話でも相手の「知りたい」がないと話が展開しないのです。
相手の知りたい気持ちが強いと、私の話もどんどん展開し、どんどん深くなる。
だから私はあまり適当な会話というのはできません。
質問のような独り言に回答することはできないし、質問のような文句に返答することはできません。
講座の中では、自分自身を知るひとつの方法として、「自分が何をしゃべっているか、みてみて下さい」という話をします。
これは些細なことでも混乱してしまう繊細な人に対して、必要・不要な情報を整理整頓するための方法のひとつでもあります。




2014年11月29日土曜日

11/18 ユースワーク藤沢での活動 レジリエンス〜こころの力を高めよう〜講座

若者就労支援施設ユースワーク藤沢ではからだ系講座「ゆるヨガ」講座の他、このようなこころ系の講座も行っています。
感情を整理するとか、思考をコントロールするとか、ニュートラルであるというのは、元々ボディワークをやる自分にとっても、とても大切な課題。
それはなぜか?
人に触れられる時、イライラしている人には触れられたくないですよね。
思考が過去や未来や他の人のところにふらふらしている人とかも。
完璧というのはないけれど、「気づいたら戻る」「気づいたらSTOPする」の繰り返しはとても大切なプロセスです。
練習、練習、練習。
練習を繰り返すことで自分のくせに気づき、コントロールできるようになっていく。

この講座も受講したからといって、次の日朝起きたらめちゃめちゃこころの力が強くなっている、というものではありません。
この講座で置かれたヒントを、日常の中でどうやって生かすかがとても大切です。
日常の経験の中には、学ぶべきことがたくさんあります。
自分が目を背けようと思ったら、簡単に背けることもできます。
何か特別なこと(瞑想をするとか、修行をするとか)は必要ないです。
目の前で起こることに、おめめをぱっちり開けて、きちんと受け止めることができるかがまず第一に大切なことです。


2014年11月16日日曜日

ATACカンファレンス@京都で発表をします


ATACカンファレンスとは、社会の中で困難さを抱える人達を支援する技術や考え方をシェアする場です。
以前、興味があってお話を聞きにいった「ROCKET」(異才発掘プロジェクト)の
中邑教授がメインで開催しているようです。

今回、私は繊細ゆえ生きづらさを感じている人達のお話をさせて頂く時間を頂戴しました。

いわゆるHSP(Highly Sensitive Person)と言われる人達だったり、感覚が鋭くて敏感だったり、人との境界線を上手く持つことができなかったり、思考のスピードが速すぎて、一瞬で自分が散らばってしまって、本当の自分がどこにいるのかも分からなくなってしまう人達。
五感が鋭い人もいれば、人ごみが苦手な人もいます。
いつもなぜか興味が散漫な人もいます。
他人の気分にとても左右されやすい人もいます。
時間感覚が全くない人もいます。
そんな共感受性が高く、超共感体質な人たちのお話をします。
彼らはどんな人達なのか。
どんな生きづらさを抱えているのか。
どうしたらそんな自分をコントロールできるのか。
周りにいる人はなにかできるのか。
繊細さは本当は才能なんだよ、ということも含みながら。

私がお話しするのはカンファレンス3日目の12/7(日)。
どんな話になるかはお楽しみに!

ATACカンファレンス
日時:12/5(金)〜7(日)(時間は日によって違います)
場所:国立京都国際会館

詳細は下記をご覧下さい。
研究者や先生、当事者の方など、いろいろな方がお話しされます。
http://www.e-at.org/atac/2014_12/program/index.html





2014年11月14日金曜日

11/5 ユースワーク藤沢での活動 ゆるヨガ講座


先日も、藤沢の若者就労支援施設ユースワーク藤沢で、ゆるヨガ講座を行ってきました。
この時間で大切にしたいのは、「自分のからだに声を傾ける」ということ。
そして「自分にとって一番心地いいと感じる場所」をみつけてもらうこと。
これは物理的な場所ではなく、自分のからだがどうあったら、心地いいかと言うことです。

今回は自分のからだを隅々まで、やさしくじっくり触れて感じる時間を設けました。
凝っているなーと感じても、もみもみはしません。
そこにじんわり触れるだけ。
触れて、そこに一緒にいると、凝りは解けていく感覚にもなります。
優しく触れるから、解けるもの。

自分で触ったときと、私が触ったときと、感じる違い。
どちらがいいとか、比較はしません。
なんで凝っちゃったんだろうと追求する必要もありません。

自分の呼吸に集中しながら、ただ静かにからだを感じること。
この時間はひょっとしたら、誰の中に必ずある美しい湖畔にたたずむ時間なのではないかと思います。




2014年11月5日水曜日

10/22 ユースワーク藤沢での活動 ゆるヨガ講座


若者就労支援施設ユースワーク藤沢では、こころに関する講座とからだに関する講座、両面からのアプローチを行っています。

ゆるヨガ講座では陰ヨガをベースに、呼吸、身体の中のスペースの変化、リラックスなどをテーマにしています。
プラス、ボディワーカーとしてできるアプローチも入れてみたり。

今回は「動→静へのからだの変化の観察」「かるいタッチング(マッサージ)」を取り入れてみました。
『バラバラだった身体がひとつになったような感覚があった』
『弱い圧だからこそ身体が緩んだ』
こんな感想をもらいました。
決して長くはない時間の中で、こんな気づきを得ることができる彼らの感性、自分のからだの声をきくチカラは、本当にすばらしいなと思いました。

今日もゆるヨガ講座の日です。
今日はみんなと一緒にセルフマッサージにチャレンジしてみたいと思います。




2014年10月20日月曜日

慣れるということの怖さ


NHKで味覚を認識できなかった子どもが31%いるというニュースがやっていました。
対象は小学1年生から中学3年生の349人。
味覚を認識できなかった子どもは、ジュースを毎日飲んだり、野菜を食べる機会が少なかったり、ファーストフードが好きだったりという傾向が分かったそう。

このニュースを聞いて思い出したのは、クラニオの勉強をしにバリに行っていたときの話。
ウブドの自然がたっぷりある環境で、1週間ほどヴィラに滞在し、ごはんを作ってくれる人が来ていたので、ヴィラから出ることのない生活。
そこで出てきたごはんは、野菜がたっぷりで、調味料も塩・こしょうくらい、味も薄め。そんな食事を3食していくうちに、自分の味覚が蘇ってきたのを思い出しました。
素材の味がよく分かって、ごはんが本当に美味しかった。
さらにクラス中は電化製品のコンセントを抜いていました。
本当に自然の音だけの世界。ノイズがない分、普段かき消されていた情報をキャッチすることができた環境。
自分を海に例えるならば、ゆっくりと静かに潜っていき、自分の中にある静かな世界を体感し、自分の生命力を思い出す静かで深いワークを勉強していました。

そしてクラスが終わり、帰国する日。
久しぶりに車に乗りました。
その時、車のスピードが怖くて怖くてたまりませんでした。
よくこんな乗り物に乗っていたなと。
どっぷりとクラニオの世界に浸かり、身体も自分が一番心地いいスピードを思い出していたから、そう感じたのだと思います。

慣れって怖いなと思いました。
本当は車のスピードなんてちっとも心地よくないのに、あのスピードにのっていてもなんとも感じなくなってしまっている日常の自分。
おなかも特に空いていないのに、お昼の時間になるとなぜかごはんを食べている自分。
自分の身体の「こうしたい!」は無視されるのが当たり前になっている世界。
病気になって初めて気づく。

そうなる前に自分のケアを。
身体はこたえを知っています。
身体の声を聞いてあげて下さい。








2014年10月19日日曜日

感じることを閉じるということ


この週末は、ボディワーカーによく会う週末でした。
そこにあった共通のテーマは「感じる」ということ。

なぜ今、ベビーマッサージが流行っているか。
本来、本能として赤ちゃんに触れるということができていたのに、それがわからなくなってしまったので、それを「やり方」として教わり、触れている、ということ。
また、最近陣痛がこないおかあさんも増えているそうです。
身体が本能を忘れてしまっている・分からなくなってしまっているのはどういうことなのでしょうか。

原因のひとつに、「感じないようにしている」もしくは「感じなくなってしまっている」人が増えたというのがあるのではないかと思います。
敏感な人は、人ごみの中にいれば他人の思考や感情が自分の中に勝手に入ってきて混乱(人酔い)してしまうし、聴覚が敏感な人はいろいろな音を鮮明にひろってしまうので、感じたくないと思って、感じる機能を無意識にOFFにしている人も多いのではないでしょうか。
ずっと感じることがOFFだと、どうやって感じるかを忘れてしまうこともあるし、感じることに恐怖を感じてONにできないこともあると思います。

私は感じるということは人間の能力のひとつだと思っています。
それに蓋をしてしまうのはもったいないくらい。
例えば皮膚には音を聞き分けたり、色を感じる機能があるという研究結果があります。
蓋をするよりむしろ、それを上手に自分でコントロールできるようになったらものすごく便利だし、おもしろいのではと思います。

感じない新人類が増えることよりも、感じることに長けた新人類が増えることに、繊細な人の問題解決の鍵があるのではないでしょうか。






2014年10月9日木曜日

YOKOHAMA ChangeMaker's CAMP 後半スタート!


本日より、YOKOHAMA ChangeMaker's CAMP後半がスタートしました。
今日は第1回目VBM(バーチャルボードミーティング:仮想取締役会)。
先輩起業家・事業家の方をメンターとし、事業をさらにブラッシュアップする場。

私の事業テーマは「HSP(Highly Sensitive Person:繊細で敏感な人)が自分らしく健康的に生きるために」です。主に、繊細すぎて生きづらさを抱えている人に、当事者としてセルフコントロールのためのアドバイス、メンタリングをしていこうというもの。
漠然とやらなきゃいけないことがたくさんあるのは感覚的にはよく分かっているのですが、何から初めていったらいいかをスッキリと整理整頓してもらった感じでした。

どちらかというと私は事業をスタートしちゃって、走りながら修正するタイプ。
でもこうやってひとつずつ着実に積み上げながらすすめていくやり方も必要だなと感じます。ひとつひとつが着実に血肉になっている感じ。
この後半でどれだけすすめることができるか。
ゆったりとストイックに頑張りたいと思います。




10/7 ユースワーク藤沢での活動 レジリエンス講座


一昨日は、ユースワーク藤沢で「こころの力を高めよう」セミナー。
感情、比較、selfesteem、自己信頼をテーマにすすめます。
選択と責任の話もしました。
自分で選択したことは自分の責任です。
だから選択に対して言い訳したり、(自分で選んでるくせにそのことは忘れて)文句を言ったりするのはナンセンスなこと。
言い訳をしている時は、だいたい過去に意識が飛んでいます。
後悔は身体に悪いのでやめましょう。




2014年10月4日土曜日

9/26 ユースワーク藤沢での活動 Body Exploring講座


先日、9/26にユースワーク藤沢での3回目の講座を行ってきました。
呼吸を使ったリラックス方法と、こころの整理整頓(クリアリングアスペース)をやりました。
以前のからだのクラスで身体がガチガチだった人も多かったので、今回はひとり一人に触れる時間を少し作りました。
身体を優しくゆらしたり、関節にアプローチしたり。
みんなの身体に触れていて気づいたのは、「自分では力を抜いていると思っていること」「力の抜き方がよく分からないということ」。
来月もからだのクラスがあります。
その時は「脱力」をテーマにしてやってみようかな。



2014年9月28日日曜日

YOKOHAMA ChangeMaker's CAMP最終選考


YOKOHAMA ChangeMaker's CAMP。
ソーシャルビジネスの起業家を育てるプログラムです。
6月下旬に書類選考に通り、これまではゼミという形で先輩起業家の講義を受けたり、
事業を掘り下げ、ブラッシュアップするための宿題をこなす日々でした。
そして先週月曜日、横浜市の方や事業家として活動されている方の前で、自分の事業プランをプレゼンをする選考会がありました。
そして、なんと!その最終選考に通りました!
事業のキャッチコピーは「High Speed & Highly Sensitive Person(繊細で敏感な人々)が自分らしく健康的に生きるために〜HSPやサポーターのための研修・講演・支援事業」(長っ)
これもまたブラッシュアップするうちにもっと変わっていくかもしれませんが。
HSPというのがどういう人達かは、また別の機会に書きたいと思います。

http://yokohama.etic.or.jp/camp/entrant



2014年9月20日土曜日

9/19 ユースワーク藤沢での活動 レジリエンス講座


昨日もユースワーク藤沢でセミナーを行ってきました。
今回のテーマは「こころの力を高めよう レジリエンス講座」。
感情や比較について、自分に信頼を置くということ、selfesteem、という自分自身の内面について必要な話と、プラスαでコミュニケーションを円滑にとるために必要なことのお話をしました。
 利用者さんの静かだけど「知りたい」とか「聞きたい」というwantsをひたひたと感じ、スルスルと言葉がでてきてあっという間に過ぎていく時間。
 最後にアンケートを書いてもらいます。
 今日の講座を反芻しながら、自分の中の言葉を探りながら、みんな真面目に書いてくれます。ひとり一人、手渡しでアンケートを受け取りながら声をかけると、自然に出てくる彼ら自身の話。時に受け止め、時にアドバイス。ひとり一人とコミュニケーションを取る時間はたくさんはとれませんが、こういう時間を大切にしたいと思った一日でした。

2014年9月13日土曜日

9/12 ユースワーク藤沢での活動


昨日より、若者支援施設ユースワーク藤沢での活動がスタートしました。
ユースワーク藤沢は、ニートやひきこもり状態にある若者の自立支援を行っている場所です。

http://k2-inter.com/fujisawa/

NPO法人ETIC.が行っている、Yokohama Changemaker's CAMPでのご縁をきっかけに、 ユースワーク藤沢で講座の提案をさせてもらったのは8月。
スピーディーに話が進み、今月からこころとからだに関する講座を3つ担当させてもらっています。
ここ最近、施設の利用者の方も増えているそう。
新しい講座ということもあり、早い段階で定員になったというのも嬉しい話です。

とりあえず初回の講座が終わり、次週の講座に向けて準備!と思ったけれど、その前に
明日からは3週にわたって、個人向けの「からだのこえをきく講座」がスタートします。
アウトプットが連続ですよ〜。

2014年9月7日日曜日

四規七則


四規七則。
茶道のこころを表す言葉。


和敬清寂
互いにこころを開き、仲良し
互いを敬い
こころは清らかで
どんなことにも動じない静かなこころ


茶は服のよきように、炭は湯の沸くように、夏は涼しく冬は暖かに、花は野にあるように、刻限は早めに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ

こころを込める
本質を見極め
季節感を大切にし
いのちを尊び
ゆとりを持ち
やわらかいこころを持ち
互いに尊重し合う




2014年8月22日金曜日

からだのこえをきく講座


からだのこえをきく講座〜自分のことをもっと知る〜

第1回目:9/14(日)13:00〜16:00
第2回目:9/28(日)13:00〜16:00
第3回目:10/12(日)13:00〜16:00

<なぜからだの声をきくのか?>
・カウンセリングやボディワークを通して気づいたのは「からだは答えを知っている」ということ。煩雑な日々の中で、大半の人がからだの声に耳を傾けることなく生活をしています。からだがSOSを出していても、それに注意を払わなかったら、やがてこころや身体は病んでしまいます。
素直な自分自身の声を聞くために、まずはからだの声をきくことから耳を傾けてみましょう。

<こんな方を対象にしています>
・自分のことをもっと知りたい方
・こころと身体が健康になりたい方
・感情のコントロールができるようになりたい方
・人と関わっていると自分が何をしたいか分からなくなってしまう方
・環境の影響を受けやすい方
・本当は自分がどうしたいか分からない方

<こんなことを学びます>
[第1回目]
・こころの整理方法「クリアリング・ア・スペース」
・自分のからだの声を聞く方法「フォーカシング」
・心身にリラックスをもたらす正しい呼吸法

[第2回目]
・からだの声を遮ぎるもの 
・メガネを取った世界とは 
・自分を知るということ 
・自分を尊重するということ
・ 心地よい自分であるための9個のルール

[第3回目]
・会話の中の不要なやり取り〜ゲーム
・人との間で大切なもの・必要じゃないもの 
・信頼・信じること・コントロールについて
・モノゴトをシンプルにする方法 
・時間について


※参加メンバーのニーズによって話すテーマが変わる場合があります。

<こんなことが出来るようになります>
・正しい呼吸による、リラックス方法を習得します。
・自分の中にあるもやもやした感覚を象徴的に感じることができるようになり、客観視できるようになります。
・自分自身の思考・感情をコントロールできるようになります。
・こころが落ち着き、穏やかになります。
・自分は本当はどうしたいのか、自分のことを理解することができます。
・自分を制限しているものは何か分かることができます。


<こんな風に教えます>
少人数制のグループで丁寧に教えます。
レクチャーとワークを組み合わせた二部構成です。
体験を通して学ぶことができます。


<持ち物>
筆記用具。リラックスできる格好でお越し下さい。


<定員>
基本 8名
(要望と開催スペースに応じて変わります)
<受講費>
¥ 15,000-(3回セット)

申し込みはコチラ

2014年8月17日日曜日

ジャッジしないということ


会って早々、いきなり物事の核心の話からする人がいます。
必要な話を、必要な時にだけする。私はそういう人、けっこう好きです。
時間の無駄がない。
だから問題解決も早い。

人と話をする時に、どんな話が好きなんだろう、心地いいんだろうと考えてみました。

エゴから発せられる言葉でもなく、そこにゲームもなく、シンプルにその人の言葉で話される話。
経験から学んだ知恵がある貴重な話。

そんな話はどこからやってくるか分かりません。
チャラいお兄ちゃんがそんな話をするかもしれない。
ホームレスのおじさんがそんな話をするかもしれない。
幼稚園児の女の子が教えてくれるかもしれない。
その人が持っている知恵は、年齢や性別、国籍、職業などなどなんかではジャッジできないなと感じます。
曇りなき心の眼はいつも開いていないとですな。



2014年8月15日金曜日

ニュートラルであること


クラニオはとても繊細で深いワークなので、ともすればこちら(プラクティショナー)の姿勢が良くないと、クライエントにもよくない影響を与えてしまいます。
ニュートラルであること。それがとても大切です。
つまり、昨日きたメールのことを考えていたり、「今日の晩ご飯何にしようかな〜」なんて考えていたり、イライラしていたり、悲しかったりなんていうのはもっての他、ということです。

ニュートラルであること。
それは綺麗な鏡のような状態であること。
思考は過去にも未来にも飛んでおらず、感情もフラットな状態。
癒してあげたいなんていうエゴ、相手に対するコントロールもなく静かな状態。
その静の中で、癒しがおきます。
でも繊細なクラニオだけじゃなく、他のことにも、もっというと普通の日常生活にもこれってとても大切な事で、みんなが知って、できていいことだと思うのです。





2014年8月11日月曜日

早朝散歩


今日は早起きをしたので散歩に行きました。
台風一過で、緑の匂いが濃く。4時半になると一斉にヒグラシが鳴き始めました。
最近ほとんどカメラに触れていなかったのですが、久しぶりに中判カメラを持ってでかけました。
徒歩10〜15分で海に着きます。
朝日に染まったオレンジ色の雲がすごい勢いで流れるのと、オンショアの波を眺めて、波の音を聞くだけ。
自然が身近にある生活は、五感も喜んでいるように感じます。
逗子に越してきてから丸9年。
最近はちょっと山の生活もいいかなと思うようになりました。



2014年8月10日日曜日

Portland, the place of "Notice".

「好きを仕事にするって、どうしたらいいんだろう?」

習慣化された環境を飛び出し、1週間ほどポートランドに滞在。
多くの人との出会いや会話の中で、彼が見つけた答えはとてもシンプルでした。



2014年8月9日土曜日

おならがぷかぷか



強烈にイライラしている人が近くにいると、おならがぷかぷか、止まらなくなります。
なので、すぐに「あ、この人いまイライラしているなー」というのが分かります。

昨日の朝も、おならがぷかぷか、ぷかぷか。
でも周りには誰もいません。
はて・・・・。と思っていると電話がかかってきました。
もしやと思って、電話の主に開口一番「なんだかイライラしている人が周りにたくさんいて、ストレスを感じて参っているように感じるけど、なにかあった??体調大丈夫?」と聞くと、「あ〜、そうなんだよ〜。カクカクシカジカ〜」と。
やはり、イライラを感じていたのは、電話の主でした。

からだはいろんなことを教えてくれます。
つまらない会議の時は、おならぷかぷかに要注意です。



2014年8月8日金曜日

クラニオセイクラルセラピーとは



私のしている施術、クラニオセイクラルセラピーの紹介。
クラニオセイクラルとは頭蓋から仙骨までのことを指しています。
クラニオセイクラルセラピーでは、身体の中の液体に、そして身体という構造を通してエネルギーに働きかけていきます。頭蓋骨から背骨を通って、仙骨まで流れている脳脊髄液の流れのブロックを取り除くことで、その人の生命力・自己治癒力・本来の健康な状態に戻る力を最大限に引き出します。クラニオセイクラルセラピーは、オステオパシーでは代表的な手技の一つです。

プラクティショナーは何も強要はせず、クライエントの身体に寄り添うのみ。
私はニュートラルでそこにあるのみ。
言葉を通さないコミュニケーションがそこにあり、静かに待っていると、やがてクライエントの身体に変化が起きる。

求めない・強要しないという、クライエントの存在を最大限に尊重するスタンスが、大きなヒーリングを生み出しているのだと感じます。