2014年12月31日水曜日

生身のコミュニケーションの時間


先日、野毛のおでん屋さんに行きました。
カウンター9席の小さい昭和な雰囲気のお店。
あったかいおでんの湯気と、見知らぬ人たちがとけあうほっこりした空間。
話したい人ははなし、聞きたいだけの人は相づちをうつだけ。
でもみんな楽しそう。

セイベツやネンレイやコクセキやカタガキやショクギョウなどが関係ない世界。
シンプルに一人の人として存在して、楽しむ時間。
そんな時間が居心地よくて、みんな常連さんになっちゃうんじゃないかなと。
でもそれって自分が作っている枠でもあるような気がします。
例えば、年齢とか、結婚しているとかしていないとか。
本当にどうでもいい情報。
それよりももっと大切なのは、自分が何者かと自分が知っているということ。
自分がつけたラベルを一枚、また一枚と剥がすと新しくおもしろい世界がみえてくるのでは。
相手の本質と向き合う、ということにもつながってくる話です。

兎にも角にも、このインターネットが発達したご時世、やはり生身のコミュニケーションの場はものすごく大切だと思うのです。
非言語の部分から伝わるたくさんの情報。
足を使って、時間を使って、会いにいくべき人はたくさんいます。





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